GARMIN でライフログを取ってます。ブログ

vivosmart J → vivosmart J HR+ → ForeAthlete 735XTJ → FA735 & vivomove Style → MARQ Adventurer。超初心者ランナー。

vivomove Style 購入3ヶ月レビュー (1) 機種選択

2020年2月下旬、Garmin vivomove Style (以下、vmStyle)を購入しました。ライフログとウォーキングには vmStyle を、ランニングには3年以上前に購入した ForeAthlete 735XTJ (以下、FA735)を使用しています。GarminPay Suica 開始で注目度が上がっている(気がする)vmStyleのレビューを、約3ヶ月の使用期間を経て、3本の記事に記します。

  1. 機種選択(この記事)
  2. 良かった点
  3. 改善を望む点 

まずこの記事では、購入に至った経緯を。

 

ずっとガーミンの新製品をチェックしていたが

FA735 の使用期間が3年を超え、2020年の始めあたりから「そろそろ新しいガーミンが欲しいなー」と考えていました。しかし、ランニングとライフログが主目的なのですが、fenix とか ForeAthlete の新製品は、どれもこれも「分厚いな〜」という印象。FA735 でもワイシャツの袖にひっかかってイライラすることが多いのに、さらに分厚くなるのはかなり辛い。なかなか購入に踏み切れませんでした(それだけ FA735 が良機種だったとも言えます)。

実は一回、ヨドバシカメラForeAthlete 245 (わずかにFA735より厚い)をレジまで持って行ったのですが、支払い上のとある理由で購入を中止したこともありました。(^_^;)

 

Connected GPSのメリットに気付く

(ここは個人的な状況が多分に含まれますので、どうぞ斜め読みで。)

そんなある日、どこかのサイト(詳細は忘れてしまいましたが)にて、ふと1つの記述が目に留まりました。曰く、「スマートウォッチのGPSよりも、スマホGPSのほうが精度が高く、捕捉も早い」。なるほど、そりゃそうだろう。スマホのほうが筐体が大きいし、高度化の一途だし、より高性能なものが使われてそうだ。スマホGoogle Mapはいつでもすぐに正確な位置を示す。

それまで私は、GPS搭載のスマートウォッチしか眼中にありませんでした。数年前、vivosmart J HR+ を購入してすぐ、初めてGPSを使ってランニングし、そのログ蓄積の楽しさに取り憑かれたので、絶対必要だと考えていました。vivomove と Connected GPSについては知ってましたが、検討したことは全くありませんでした。

その一方で、ウォーキングもするようになり、GPSでログを取るようになったのですが、職場周辺でウォーキングする際、高いビルに囲まれているせいか、GPS捕捉に数分かかったり、歩行経路記録の精度が悪いことに、少々不満がありました。ランニングは自宅周辺(ビル皆無)でしか行わないので、GPS捕捉はあっという間、位置精度も問題ありません(さすがガーミン)。

自分の行動パターンを改めて考えてみると、朝、家を出て、一つ手前の駅で降りて職場までウォーキング、または帰りにその駅までウォーキング。つまり、ウォーキング中は必ずスマホも持っている。家に帰ってから、数日に1回ランニングに出る。ランニングはいつも手ぶら(ポケットに家の鍵のみ)。

これって、普段は vivomove にすれば、薄いし、見た目仕事着にも合うし、Connected GPSでウォーキングの際のGPS捕捉待ち時間は短縮するし、歩行経路記録の精度は向上するし、もちろんライフログも取れるし。FA735は別に故障しているわけではなく、ランニングでそのまま有効利用できるし。いったい一石何鳥だよ!!という考えに至り、2台体制を決めたのでした。

 

店頭にて試着→購入

ネットで vivomove についてみっちり調査した後、ヨドバシカメラ店頭に出向き、ショーケース内の vivomove Luxe / Style ラインナップを凝視。10分以上考えた末に店員さんを呼び、第1候補として vivomove Luxe Navy Leather 、第2候補として vivomove Style Black Pepper Nylon を取り出してもらい、「あ、あとついでにこれも...」と第3候補として vivomove Style Moss Green も出してもらいました。

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↑ (画像出典:ガーミンサイト

まず第1候補の Luxe Navy。Styleより値段が高く、傷が付きにくいらしいのが非常に魅力的。色も好み。しかし、盤面に1分刻みの目盛りがないのがかなりマイナスポイント。また、シルバーの盤面に白色の文字はちょっと見え辛そう。そして試着してみると、「レザーバンドは好みではないな...」と。自分は結構頻繁に付け外しするので、すぐにレザーが傷みそう。いや、見た目はカッコイイんだけど...

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↑ (画像出典:ガーミンサイト

次に第2候補の Style Black。黒はいいんだけど、ナイロンバンドの見た目があまり好みではない。結構固いし。盤面が黒色は、白文字が浮かび上がっていいんだけど、やはり1分刻みの目盛りがないのと、12時・3時・6時の数字が好みではない。先端が白くなっている長針短針もイマイチ。

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↑ (画像出典:ガーミンサイト

最後に第3候補の Style Green。シリコンバンドは、FA735と同じ感触で違和感なし。モスグリーンも、すごくいい色。ケースのつや消しシルバーや盤面はちょっとチープにも見えるけど、悪くない。気になったのは、1分刻みの目盛りはあるものの、5分刻みの目盛りが1分刻みとほとんど変わらない(わずかに長い)ので、パッと見で何分かわかり辛そう、という点。あと、やはり盤面シルバーは白文字が見え辛そう。

で、何度か試着を繰り返し、結局第3候補だった Style Green に決定されました。定価通りの税込み39,600円に10%ポイント。いや、事前にネットで見たときは、Navy か Black かほぼ2択で考えていたのですが、やはり現物確認は重要ですね!

 

次の記事→ (2) 良かった点

vivomove Style でウォーキング

(ForeAthleteに関心がなく、vivomove Styleに関することだけ読みたい方は、最初の節は飛ばして「vivomove Styleでのウォーキング手順」からご覧ください)

当ブログで意外とずっとアクセスが多いのが、以下の記事です。

ForeAthlete 735XTJ でウォーキング

FA735では、デフォルトのアクティビティに「ウォーキング」がないので、「ラン」をベースにして「ウォーク」を作成する、という内容でした。

しかし、実はこの方法には欠点が。

あくまで「ラン」をベースに作成し表示名を変えているだけなので、FA735の中ではランニングしているものとして扱われます。したがって、アクティビティ終了→Garmin Connectに転送後、Garmin Connect でアクティビティ詳細を見ると、「ラン」と表示されています。これを手動で「ウォーク」に変更する必要があります。

これだけなら大きな問題ではないのですが、もっとやっかいな欠点があります。FA735では、ランニングのアクティビティ中に、VO2Maxの測定が行われています(VO2Maxの詳細は こちら)。上記の方法でウォーキング中にも、FA735君は「このランニング、ずいぶんペースが遅いな、今日は調子が悪いのかな?」とか思いながら、VO2Maxを計算し、非常に悪い数値をはじき出します(ウォーキング中、「パフォーマンスコンディション」は最低値であるマイナス20が表示されます)。

Garmin Connect上でアクティビティを「ウォーク」に変更しても、VO2Maxの計算には含まれたままですので、結果として、ウォーキング後にVO2Maxが下降→ランニング後に上昇、というのが繰り返されてしまい、「ランニングにおける正確なVO2Max」が求まらなくなります。ひいては、トレーニングに適切な心拍ゾーンなども狂ってしまいます。

私は当初VO2Maxなんて気にしておらず、この問題は放置していたのですが、ダイナミクスポッドを使ったり 色々こだわり始めると、気になり始めました。

 

以上が、vivomove Style を購入した理由の一つです。vmStyleはデフォルトで「ウォーク」があります。vmStyleをライフログとウォーキング用、FA735をランニング専用にすることで、上記の問題が解決するわけです。

実際、vmStyleでウォーキング後、VO2Maxの数値には影響ありません(当たり前ですが)。

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vivomove Styleでのウォーキング手順

この記事で書きたかったことは上記で全部なんですけど、おまけでvmStyleでのウォーキングの手順を載せておきます。

 まず、端末を顔の前に持ってくる動作 or ダブルタップで、ウォッチフェイスが表示されます(普段は消灯)。

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さらにロングタッチ(長押し)でメニューが表示されます。

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メニューの最初のページがアクティビティなので、そのままタップ。

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さらに、アクティビティ選択の最初がウォークなので、またそのままタップ。(ここでの表示項目は選択できます。私はウォーク・ラン・ステアステッパーの3つを有効にしてるので、点が3つ表示されています。)

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スマホGPSから位置情報を取得するか聞かれるので、YES。

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↑ 数秒待てば(ほとんどの場合、1~2秒)

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GPS準備OK。

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↑ すぐこの画面になるので、ダブルタップでウォーキング開始。

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↑ ウォーキング中の画面。

ウォーキング中、画面ONのときは、上部は心拍ゲージになります。下部の表示項目は選択でき、スワイプで切り替えます。

  • 表示可能項目:タイマー、距離、ペース、ラップペース、平均ペース、カロリー、心拍数、心拍数ゾーン、ステップ数(ウォーキング中の)、時刻・日付
  • 私の設定:距離、時刻・日付、ステップ数、タイマー

また、通常時と同様、少し時間が経てば画面は消灯し、針は現在時刻を示します。端末を顔の前に持ってくる動作 or ダブルタップで、再点灯します。

画面点灯中、ダブルタップで一時停止。

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緑(右)がアクティビティ終了・保存、左(赤)がアクティビティ終了・破棄、真ん中(白)がアクティビティ再開。

なお、FA735のような自動ポーズ機能(信号待ちなどで自動停止)はありません。

 

※上記の写真では、全て英語表記になっていますが、端末の設定で日本語を選択すれば、全て日本語表記になります(こちらの記事 参照)

ガーミン スマートウォッチ睡眠データ、機種による違い

近年、ほとんどのスマートウォッチは、精度の違いこそあれ、睡眠モニタリングの機能を持っていると思います。私が使用しているガーミンは、きっとその中でもとても信頼できる機種だと思うのですが(こんなページ もありますし)、それでも異なるガーミン端末の間でかなり違う結果が出てくるようです。腕に巻くだけのデバイスでの睡眠モニタリングは、やはり限界があるのでしょうか。

私は2020年2月下旬、ライフログ用のスマートウォッチを ForeAthlete 735XTJ (2016年7月発売)から vivomove Style (2019年10月発売)に変更しました。両者の睡眠データを比較してみます。

 

ForeAthlete 735XTJでの睡眠データ

FA735では、睡眠データは「深い」「浅い」「非睡眠」の3段階で示されます。

下記は、とある3日間のデータです。1日目はごく平凡、2日目は深い眠りがかなり長いと判定された日。3日目は平凡で、夜中にトイレに行ったことがわかります。(^_^;)

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(一番下の曲線グラフは、「動き」をクリックして表示される元データ(たぶん加速度センサのデータ))

 

vivomove Styleでの睡眠データ

vmStyleでは、「レム睡眠」が加わり4段階で表示されます。下記は、とある3日間のデータ。

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FA735と比較して、「深い」が極端に減り、「レム睡眠」もかなり含まれているとの判定です。両者の測定時期は3週間しか違わず、私の感覚として眠りの質の変化なんて無かったのですが、このように差が出てきて、驚きました。

実はこの数ヶ月前、妻が vivosport emmi を使い始めて、睡眠データがちょうどこんな感じだったので、「全然ちゃんと寝れてないんじゃない!?」と心配したのですが、自分も機種を変えたらこんな結果となり、ショックでした。(^_^;)

なお、vmStyleで「深い」眠りと表示されるのは、入眠直後が大部分です。

 

週間データの比較

週間データで見てみます。まずFA735。ざっと、「深い」「浅い」が半々くらいですね。

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次にvmStyle。「深い」1割、「浅い」7割、「レム睡眠」2割、といったところでしょうか。

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おまけで最も最近のデータ。季節が変わりましたが、ますます「深い」が短くなってます...

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睡眠モニタリングの詳細な仕組みはわかりませんが、FA735とvmStyleの睡眠データの差は、とても私自身の睡眠の質の急激な変化とは思えず、機種による違いがこの程度は生じてしまうのだ、と考えています。

 

vivosmart Jでの睡眠データ

そういえば、5年前にはさらに古い機種 vivosmart J (2014年12月発売)でこんな記事も書いていました。

vivosmart J 睡眠ログに新たな表示形式

FA735でのデータとそれほど変わらないように見えます。たしかに、FA735に変えたとき「睡眠データの傾向が変わったな」とか一切感じなかったように思います。

ガーミンウォッチの機能「ボディバッテリー」、体調不良時の様子

最近のガーミンウォッチには、「ボディバッテリー」の機能を搭載しているものが増えています。私が以前使用していた ForeAthlete 735 XTJ はこの機能がなく、ボディバッテリー面白そうだな~、と少し思っていたくらいなのですが、2020年2月に vivomove Style を購入し、この機能が使えるようになりました。

使用し始めてすぐ、この機能の凄さを知る、とある出来事がありましたので、メモしておきます。

 

1日目

前日の夜にvivomove Styleを使い始め、翌日24時間のボディバッテリー変化の様子。

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寝ている間に100に達し、夜には40まで低下。ふーん、こんな感じなのか。

2日目

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この日も同様。夜にランニングをして、最低値が31だった。

3日目

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おや、寝ている間に100まで回復していない。睡眠が足りなかったかな?

4日目

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この日も100には届かなかったが、95まで回復してる。睡眠の時間・質によって違うのかな。

そして、異変が起きたのが次の日

5日目

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朝起きてグラフを見た瞬間、「???」となった。これまで睡眠中は上昇を続けていたのが、午前2時頃に72でストップし、横ばいとなっている。ただ、まだ使用5日目であり、「こんな日もあるのかな」とあまり気にせず、仕事に向かった。

この日の仕事はいつもと違う場所、電車で片道1.5時間ほど移動し、とある場所を訪問し、夕方に帰路についた。夜ランニングしよう、と思っていたのだが、帰りの電車の中でだんだん体調が悪くなり、節々に痛みが出始め、明らかに風邪症状だった。ランニングは諦めたが、1日の目標歩数に足りてないので、20分だけウォーキングをした。

夜遅く、体温を測ると38度超。夕方まではとくに体調の異変を感じてなかったけど、ボディバッテリーの数値では今朝から異変があったってことか!もしこれが本当に「体調不良の事前察知」であれば、すごいなガーミン!

 

6日目

朝起きて、グラフを見て、愕然としました。

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早目に就寝して、たっぷり寝たはずなのに、全く回復してない!この日からしばらく風邪症状で、発熱・解熱を毎日繰り返しました。ずっとベッドで寝てました。

7日目

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丸1日ベッドで休息してたのに、全く回復しない!発熱はあるものの、それほど体調がひどい感じではなかったのですが... 家の中では普通に生活できる感じ。

 

週間グラフ

1週間毎のグラフで見ると、こんな感じ。まず最初の4日間(体調良好)。

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↓ 翌週(風邪症状)

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結局、ボディバッテリーの「底」が丸4日間続き、回復しました。さほどひどい風邪ではなかったと思うのですが、こんなにハッキリと数値データで表れるとは。すごいなガーミン!

 

以降、体調不良はなく、平凡なグラフが続いています。

↓ たっぷり睡眠を取った週

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↓ ちょっとお疲れの週

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睡眠中にボディバッテリーが増えなかったり、ボディバッテリーが底をつくような事態は、あれから一度も起きていません。やはり、5日目に起きた異変は「体調不良の事前察知」であったと考えています。ボディバッテリーのモニタリングは、体調管理にとても役立ちそうです。

 

(2020.5.31追記) 何と、ガーミンサイトに全く同じような内容の記事があることを知りました!

 【GARMIN】病気になり始めると「ボディバッテリー機能」のエネルギーレベルがチャージされにくくなる理由

 

心拍数・ストレスのグラフ

4日目、5日目(発症日)、6日目の心拍数・ストレスのグラフも載せておきます。

↓ 心拍数は、少し上昇

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↓ ストレスは、5日目の夕方(体調不良を感じた頃)からかなり高くなってる。

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特に5日目夜~6日目朝の睡眠中のストレスが凄い... こんなストレスのグラフは、これ以降一度もありません(睡眠中は、ほとんど青(休憩)です)。

 

vivomove Style のウォッチフェイス

GarminPay Suica 開始で俄然注目度が上がってる気がする、vivomove Style。購入レビューより前に (^_^;)、先にウォッチフェイスについて書きます(vivomove Luxe もソフトウェアは共通の筈です)。

私は普段のライフログ用に、vivomove Style(以降、vmStyle)を使用しています。以前使っていた ForeAthlete 735XTJ(以降、FA735)は、ランニング時専用にしました。

FA735は Connect IQ に対応していますので、ウォッチフェイスも豊富な選択肢(現時点で900以上)がありました。私は最初 Optimus HR(こちらの記事)、次に Simple Info Face(こちらの記事)、その次に Analog Switch(こちらの記事)を使用。特に Analog Switch は、表示できる情報量が豊富で、私は以下を表示させていました。

  • 時刻(アナログ、デジタル)
  • 日付、曜日
  • ステップ数
  • 電池残量(%)
  • Bluetooth接続状況、スマホ通知の有無
  • ムーブバー
  • 日出・日没時刻

これらが常時表示(秒針は非・常時)ですから、とてもとても快適でした。

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vivomove Style のウォッチフェイスは6種類

一方、vmStyle は アナログウォッチですから、当然 Connect IQ 非対応。あらかじめソフトウェアに組み込まれている6種類のウォッチフェイスから選ぶことになります(今後、アップデートで増えることを期待していますが)。

それぞれのウォッチフェイスでは、上部と下部に何を表示するか(ステップ数・心拍数など、詳細は後述)、および色を設定できます。それでは、6種類を順番に。

スタイル1

上下に円ゲージを表示するスタイル。画像では、上に「ステップ数」(目標ステップ数に対する進捗)、下に「バッテリー」を設定しています。

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スタイル2

上下に弓型ゲージと数値を表示するスタイル。画像では、上に「ステータス」(通知アイコン・アラームアイコン・サイレントモードアイコン、バッテリーゲージ)、下に「ステップ数」を設定しています。

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スタイル3

上に弓型ゲージと数値、下に分割円ゲージを表示するスタイル。画像では、上に「心拍数」、下に「日/日付」(曜日・日)を表示しています。

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スタイル4

上下に文字と数値を表示するスタイル。画像では、上に「日付」、下に「現在の時刻」を表示しています。

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スタイル5

上下にアイコンと数値を表示するスタイル。画像では、上に「カレンダー」(スマホのカレンダーに登録された予定の時刻)、下に「ステップ数」を表示しています。

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スタイル6

上に弓型目盛り(一部数値も)、下にインダイヤル(小型針)を表示するスタイル。画像では、上に「日付」、下に「秒カウント」を表示しています。

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色の変更

「色」タブにて表示色も変更できますが、個人的には白が無難だと思います。

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表示項目(コンプリケーション)

「コンプリケーション」タブにて、上部・下部の表示項目を指定します。

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選択肢は、基本的に次の14通り。

  • 現在の時刻(デジタル、時・分)
  • バッテリー(残量%)
  • ステップ数(1日のステップ数 or 目標歩数に対する%)
  • 上昇階数(1日の上昇階数 or 目標階数に対する%)
  • 週間運動量(週間分数 or 目標分数に対する%)
  • 秒カウント(0~59秒)
  • カロリー
  • 日/日付(曜日・日)
  • 日付(月・日)
  • 天気
  • カレンダースマホのカレンダーに登録された予定の時刻)
  • ステータス(通知、アラーム、サイレントモード、バッテリー)
  • 心拍数
  • なし

ただし、スタイル1の場合だけ、下記が選択肢に加わる。

  • 階数、週間運動量、ステップ数
  • ステップ数、秒数、階数
  • 日付、バッテリー、天気

これらを選択すると、円ゲージが片側に3つ表示され、情報量が増える。

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また、スタイル6の場合だけ、上部では「カロリー」、下部では「カロリー」「日付」「カレンダー」「ステータス」が選択肢から消える。

 

日本語表示はちょっと...

ここまでの画像に載せた、Garmin Connect Mobile上の表示例は、全て英語表記されていますが、vmStyle本体の設定で日本語を選択していると、実際には日本語で表示されます。

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「なんかダサいな~」と思いつつ、この状態で使っていたのですが、操作も慣れた頃、ふと思いついてvmStyle本体の設定を日本語から英語に変更してみました。

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うん、こっちのほうが遥かに良い。もちろんメニュー操作なども英語になりますが、もう操作にも慣れたし、全然難しくない英語なので、この状態で使っています。本体の設定が英語でも、通知メッセージの内容などは、もちろん日本語で表示されます。

 

私の設定項目

私がウォッチフェイスに表示させたい項目をランク分けすると。

  • 絶対に表示させたい:ステータス(通知アイコンが必須、バッテリーもあるし)
  • できる限り:ステップ数、現在の時刻
  • できれば:秒カウント、日/日付

スタイル1の円ゲージ3つモードを使っても、ステータス・ステップ数・現在の時刻、をすべて表示するのは不可能なので、ステップ数と現在の時刻のどちらかを諦めざるを得ない。

結局、現在はスタイル2で、上部に「ステータス」、下部に「ステップ数」の状態で使っています。

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以前は、下部を「現在の時刻」にしていました。

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あ、アナログ盤があるのに「現在の時刻」を表示したい理由は、この盤面、暗闇だと針が全く見えないのです。暗闇で時刻を確認したかったら、何回かスワイプしてウィジェットで表示するしかありません。面倒ですが、仕方がない。あと、アナログ針は一瞬で分単位まで正確に読み取るのが難しい、ってのもあります。

最初に書いたように、FA735ではたくさんの情報が表示できたので、vmStyleのウォッチフェイスの情報量の少なさは、かなりイライラポイントです。しかも他情報にアクセスするためのウィジェット表示も色々問題あり。そのあたりは、また別記事で。